はつおい歯科室べいちょうです。
「ちょっと変に感じる」というのは大切ですよ、というお話です。
はつおい歯科室では診療の都度申し送りをしたりされたりしています。
これが私はとても大切だと思っています。
と言うのも、申し送りをしようとすると必ず言語化が必要になるんですね。
そうすると何がどうなのか、良いところと悪いところ、その原因は?と
情報を整理しないと申し送りが出来ません。
ちょっとした申し送りの時間が繰り返されてくるとどんどん質が上がっていくのを感じます。
私が聞きたい事を先に聞いて自分の中で答えを持ってくれていたり
逆に「ちょっと変です」という言語化できない違和感みたいなものも伝えてくれます。
これが本当に助かっていて。
大きい治療を終えると歯周治療を継続したり、一度歯周治療をしたうえで細かい治療に移ったりするわけです。
その中で、本当に見つけにくい「よく見つけたね!」というむし歯だったり、ちょっとした腫れを見つけて原因を相談してくれたり、そして「見て下さい」と言って読んでもらえたり。
そうすると本当にたまに、いわゆる前癌病変と言われる、癌化する可能性のある小さな病変も見逃さないで見つけて貰えます。実はむし歯っぽく見える着色で、これは大丈夫、とか、これはギリギリやるべき、とか、歯科衛生士さんもどんどんレベルアップしてくれます。
有難いなぁと思いますねぇ。