はつおい歯科室べいちょうです。
私は自己啓発的な物が好きでして。
中学の頃からPHP文庫が好きでした。あと司馬遼太郎や池波正太郎が好きでした(笑)
社会人になるとセミナーを受ける様になり、楽しく学んでいます。
よく聞くフレーズが「ポストが赤いのも自分のせいだ!」だったのですが
元々は「電柱が高いのも、ポストが赤いのも、すべて社長の責任だ」
という言葉だったようです。初めて知りました!
セミナーでよく聞く言葉でしたが一倉定という方の言葉だそうです。
一倉定という方は「社長の教祖」と言われた伝説の経営コンサルタントだそうです。
社長の教祖って凄いですよね。
さて、ポストが赤いのも自分のせい ですが
責任自分論と言ったり、他責思考からの脱却と言ったり、あらゆるセミナーで必ず言われる事です。
誰かのせいではないし、知らん、という事もないし
「自分にできる事は何か」「自分に出来る事が有る」というポジティブな責任です。
責任転嫁や責任逃れをせずに、まず自分の責任であると受け止めてみると、色々な見方が変わってきます。
「知らない」「分からない」「出来ない」「でも」「だって」
私が学生の頃に「妖怪デモデモダッテ」と呼ばれた友人がいました。
何か言うと「でも」「だって」と出来ない理由を説明してくれます。
と、肯定的に言っても、要は言い訳の達人です。
皆から愛されつつ、敬遠もされていましたね(笑)
子どもには責任がありません。おしっこが漏れても、風邪をひいても、マナーが悪くても、すべて親の責任です。私が思うにはですが…。
大人には責任があります。おしっこが漏れても、風邪をひいても、マナーが悪くても、すべて自分の責任です。時には遅刻や欠席も、体調不良も、何もかも、少なくとも自分のせいではない方がいらっしゃいます。
社会に出ると人は“大人”になりますが、急に責任とか言われても怖いんですよね。
そのうち、実は自分が責任を取ることが最適だと気付けると、仕事がとても楽になります。
周りの人も仕事が楽になります(笑) それが「一皮剝けた」と言われるのかもしれません。
そんな「自分責任論」「統制の所在が内在する」「他責思考からの脱却」が
「電柱が高いのもポストが赤いのも、全部社長の責任」
なのだと思います。
これはネガティブな、他人から言われる「何もかも社長のせいだ!」ではなて。
社長が自ら、「これが自分の責任だとしたら、自分にできる事は何か」
「自分はベストを尽くせているのか」「自分には出来ない事なんて無いんじゃないか」
そんな風に器を拡張するための言葉…だと思います。何せさっき調べて知ったので(苦笑
まぁこれも、自分責任論で生きている人は前向きにポジティブに捉えるのですが、そうでない人は「全部オレのせいって事か?」と思ってしまう事が有ります。責任という言葉がネガティブなのかもしれませんね。
一般社会に出れば、責任が増える=出来る事が増える=収入が増える・キャリアアップする、という考えだと思っていたのですが、いつの間にか「責任が増える」はネガティブな言葉になってしまったんだと思います。
ところで、別のセミナーでは「自分株式会社」という考えを学びました。
自分が、例えば私が「米長株式会社」を設立したとして、今と今日何するか、今まで何をしてきたか、これから何をするか、すべて自分で決めなくてはいけません。上手くいかなければ倒産や廃業が待っています。
上手くいけば、より大きな「米長株式会社」に育ちます。この会社は一人社長で、夜逃げは出来ません。生き残るには必ず、別の「自分株式会社さん」とお付き合いが必要になります。逃げると後から大きくなって帰ってきます。
ところでこの場合に、一番大切なのはいつでしょうか。
過去なのか
未来なのか
現在なのか
現在ですね。過去は変えられます。改竄や解釈の変更は可能ですが、事実・出来事は変えられません。
未来を変えるのも難しいですね。いや、ある意味簡単かもしれませんが、何かをしたかしないか、その結果未来が変わるので、やっぱり現在が大切です。
セミナー、私は楽しいんですけどねぇ。