ぼくのニセモノをつくるには

ぼくのニセモノをつくるには

はつおい歯科室べいちょうです。

ヨシタケシンスケさんの絵本『ぼくのニセモノをつくるには』を読みました。
イオンモール市野に行くとたいてい未来屋書店さんに寄ります。
家族そろって本が好きで、子どもも絵本や図鑑が好きです。
未来屋書店さんでは子どもが上がって本を読めるスペースが合って、そこで読ませてもらうのが習慣になってしまいました。有難い。

絵本って読んでいると心にしみる言葉がたくさんありますね。
今回手に取った『ぼくのニセモノをつくるには』の中で
「にんげんは ひとりひとり
かたちのちがう のようなものらしい。」
という言葉が出てきます。

読ませてもらったその日は、良い言葉だなぁ。と思って帰りました。
帰った後から「あの言葉をもう一度読みたい!」と思ってしまって、仕事帰りに遠回りをして買ってきてしまいました。
「買ってきちゃった!」と伝えたら子どもが喜んで小躍りしてくれた事も嬉しく、またその言葉を読めたことが嬉しく。

言葉というのは不思議ですね。たとえ当たり前の事とか、ちょっとした感謝でも、言葉や文字にすると凄く大きなエネルギーを持つように感じます。よくも、わるくも、ですが、それは置いておいて。

『ぼくのニセモノをつくるには』の主人公の少年はロボットに自分の役をやってもらおう!という下心でニセモノ・・・・を作ろうとするのですが、やっぱり「ぼくは ひとりしかいない」事を思い出します。タイトルに「ニセモノ」を入れた事が、ここでまたいい味を出しますね。ステキな絵本で、何度も読んであげたい、もとい、何度も読み返したい本です。

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