報連相とコンシェルジュ

報連相とコンシェルジュ

2024年12月13日

はつおい歯科室米長です。

報連相という言葉、聞いた事が有ると思います。
報告・連絡・相談 をまとめた言葉で、仕事を円滑に進める為に必要不可欠なコミュニケーションスキルです。一人社長だとしても、顧客や取引先がいる以上は報連相は欠かせないかと思います。

私は歯科医師免許を取って、歯科医師臨床研修という研修を受けました。その時に私達がよく言われたのが「君のやっている事はコンシェルジュですよ。」でした。報連相のつもりで「患者さんが〇〇と言っていました。」と報告したんですね。指導医は歯科医師を育てるのが仕事ですから、そんな報告を受けても「そうですか。」としか答えようがないんですね。
いま思えば「患者さんが〇〇と言っていたので△△の検査をしたところ××だったので、◇◇が疑われます。追加でレントゲン検査をしてもいいでしょうか?」くらいまでが最低限度の報連相です。

良い報連相と悪い報連相 聞いた事が有るでしょうか。
良い報連相、というのは言うまでもなく、必要十分な情報のやり取りが出来ている状態です。
悪い報連相は、責任回避の報連相です。責任を取りたくないから上司に報告をする。自分の責任にしたくないから、相談したという既成事実を作る。そんな風に受け取られかねないコミュニケーションが、悪い報連相ですね。この結果として望んでいるのは、指示の様です。自分では、私が研修医の頃の様に、報連相をしているつもりです。が、自分で判断をしないで丸投げして、指示を受けたいので、悪い報連相をしています。無意識ですから、怖いですね。

研修医の時、同僚の中には指導医に対して「性格が悪い」とか「言い方がきつい」とか色んな事を言う人もいましたが、指導医の先生たちは良い人たちばかりで、私たちの事を思って言いたくもないお小言を日々言ってくれていました。今思えば、当時しかそんな事は言ってもらえませんでした。中には「それで、どうするの?見た方が良い?」「じゃあこうしようか?」など“優しく”声をかけてくれる先生もいましたが、それが本当の“優しさ”かどうか分かりませんね。

報連相だって学ばないと質は上がらないし気が付かないと質が上がりません。大切なコミュニケーションスキルですね。

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