はつおい歯科室べいちょうです。
息子の進学について妻と話していました。
息子はロケットや宇宙が好きで、七夕の短冊にロケット開発者になるような事を書いていて、親バカなものですからそれを真に受けています。
「君がロケット開発者になるなら進学校に行かなくちゃいけないかもしれない。必要なら引っ越して、お父さんは休みの日だけ帰ってくることもできるし。」という様な話をしていました。
すると息子から「そしたら〇〇の時みたいになっちゃう…」と答えが返ってきました。「〇〇」というのは私が勤務していた歯科医院です。当時は、彼が起きている時間にはすでに家を出ていて、寝た後に帰ることが普通でしたし、休みの日にも職場で会議やら研修やらがありましたから、彼の中では私はずっと家に帰っていなかった様です。
私が驚いたのは、私の元勤務先を息子が覚えていた事で。彼は引っ越し前の幼稚園の名前も忘れていたりするので、すっかり忘れているものだと思っていました。
家族の為に、とか思って働いているつもりでも、実際にはそんな事が無いものです。開業出来て良かったな、とも思えた瞬間でした。
