忙しそうに振舞うのが上手いのかも

忙しそうに振舞うのが上手いのかも

はつおい歯科室 べいちょうです。

私、別の歯科医院で働かせてもらう機会があります。
そこは大きい医院で、とても忙しそうに見えます。

そんな医院でお手伝いをしていると、歯科助手さんに
「今日も歯科医師会ですか?」と聞かれたりします。


「ほんとに忙しそうですね」と言われて

何かと予定が埋まりがちな私は、
仕事を終えたあとに急いで歯科医師会へ行ったり、
講習を受けたりしているので、
周りから見ると確かに“忙しそう”に見えるのかもしれません。

最近は水曜日の夜に浜松合唱団にも参加するようになりました。
だから「今日は合唱です」と答えると、
少しきょとんとされて、
「ほんとに忙しそうですね!」と返されます。

そのたびに、ちょっと不思議な気持ちになります。


私から見ると、みんなの方が忙しそう

というのも、私からすると、
そこで働かれている方々のほうが
ずっと忙しそうで大変そうに見えるのです。

ただ、確かに自分のカレンダーを見返すと――
ぎっしり埋まっている(笑)。

「まぁ確かに忙しい」と思いつつも、
実は私の中では「忙しい」という感覚があまりありません。
楽しいなとか、疲れたなとか、そういう感情はあるのですが、
“忙しい💦”という感覚はほとんどないんです。


時間に追われていないという感覚

「忙しい」という言葉には、
“時間がない”“時間に追われている”というイメージがありますよね。

でも私は、あまり時間に追われていません。
むしろ、どこかに余裕がある。

家で寝転んで動画を見たり、ゲームをしたりする時間すらあります。
だから本当の意味では、忙しくないのです。

予定を見ると確かに多忙そうです。
日曜日は訪問に行って、そのあと歯科イベントのセミナーに出て、
帰ってオンラインセミナーを受けて――。

「忙しそう」な雰囲気は出していますが、
移動の途中では仮眠を取ったり、
オンラインセミナーはどこでも受けられますし、
帰ってからは息子のゲームを奪ったり(笑)。
やっぱり、忙しくはないんですよね。


「やらされ感」があるとき、人は忙しくなる

もしかしたら、“自分で立てた予定だから”なのかもしれません。

このスケジュールが「やらされていること」だったら、
きっと「忙しい」と愚痴りたくなっていたでしょう。
でも、やりたくてやっているから楽しい。

そう思うと、
“忙しい”というのは、もしかしたら
やらされている感覚のことなのかもしれません。

勤務する、従業員として働く、労働する。
そうした立場では、誰もが「忙しい」と感じやすい。
それは、少し他人事のような距離感があるからかもしれません。


忙しい、は「心を亡くす」と書くけれど

よく言われるように、「忙しい」は「心を亡くす」と書きます。
けれど、やりたいことに没頭しているときって、
確かに“心を失って”いるけれど、
それは決して悪い意味ではない気がします。

やらされて失う心と、
夢中になって溶ける心は、きっと違う。

だから私は今日も、
予定に追われることなく、
予定を楽しみながら過ごしています。

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