革新と出血

革新と出血

はつおい歯科室 べいちょうです。

12月から予約システムを入れ替えました!
ご迷惑をおかけする事と思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

私は新しいものが昔から好きで。お洒落な人間ではないのですが“ハイテク好き”なんですね。
それで数々の失敗を繰り返しているはずなのですが、なかなか学ばないようです。
便利にしたい!楽にしたい!と色々やってみては失敗をする事を繰り返しています。

ただ、一時の「やりにくさ」という“犠牲”はつきものです。
慣れていないのだから当然で。

パソコンやスマホ、アプリなど、様々な媒体に様々なバージョンアップが頻繁にあります。が、ちょっと調べると「改悪」という言葉が踊ります。おかしな話です。「元の方が使いやすい」なんて当然の事で織り込み済みで。
それが怖くて更新ソフトを組まないのだとしたら、数年と待たずその媒体は利用価値がなくなるでしょうね。リスクを背負ってバージョンアップするからその先にも信頼を得られるわけで、リスクを負わないのであれば、信頼も得られない訳です。

人は自分の説得材料を探して生きている様に思います。私もそうで。
説得材料、とかっこよく言いますが、要は言い訳です。
「〇〇だから◇◇しよう。」本当は「◇◇したい」だけなのに説得材料、もとい言い訳として「〇〇だから」を探して暮らしています。それを利用して「割引」「ポイント」みたいな事も「大好評」「圧倒的支持」とかも、なんでも。
“体裁の整った言い訳”を提供する事で消費活動を促している訳です。

私が今回刺激された説得材料は「らく」です。
今回の予約システム変更に伴ってAI電話を導入します。ネット予約も変更します。
受付の“手間”を楽にする事が目的です。きっと批判があるはずで。
応対はやっぱり人にしてほしいですよね。でもそれによって診療時間外でも電話に対応できて、休診日にも勝手に働いてくれます。

どんな方法にも利点欠点、長所短所があって。
どこをとるかはその時々の選択ですよね。難しい話です。

世の中は多様性と叫びながらも自分だけは不寛容が許されている様な雰囲気でなんだか生きにくく。何をしても批判を考えなくてはいけなくて、みんなゴーレムに見えてきます。
「みんな違ってみんな良い」って言ってませんでしたっけ?って感じで。

出血を覚悟できるゴーレムだけが人に成れるのかもしれません。
私は人でありたいのです。ご批判は、私まで。

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