進化の話

進化の話

はつおい歯科室 べいちょうです。

自分でも思うのですが、このブログは何のブログなんでしょうか。
インスタグラムもそうなのですが、歯科医院と思われない事を目指しています。
しかしながら、私自身が非常につまらない人間でして、キラキラした日常などなく生真面目なもので、変なブログへ進化していっています。

さて、進化の話ですが、私は進化を考えることが好きです。私のイメージでは、進化するというのは、ヒトカゲがリザードになってリザードンになるようなそんなイメージです。が、進化って実はすごくドス黒いと言いますか、生々しいと言いますか、そんな事の繰り返しが進化なのです。

例えば私たちも現代人に進化している途中です。人間が繁栄する限りは人間という種がマイナーチェンジを繰り返し続けて行きます。マイナーチェンジに追いつけない人間は、コミュニティーから外されたり、番を見つけられずに子孫を持てなかったり、あるいは特殊な技能を身につけて新しいマイナーチェンジで対応します。所謂、淘汰ですね。現代人は群に属さずとも生きられるまで進化した謎の種ですから、コレからの進化はさらに加速するかもしれません。

私たちの顔は、髪の毛があって目があって、鼻があって口があって。色々な生物もこの順番にあるので疑問には持ちませんが、そもそもの生命が誕生した頃は、目と口が隣にあったかもしれません。鼻が頭の後ろにあったかもしれません。口と鼻が繋がっていたかもしれません。目もひとつだったかもしれません。
多分、色々なパターンが生まれては淘汰され、また生まれては淘汰され、生存に適した形の個体だけが生き残り、それがたまたま番を見つけると子孫を残して種になるのだと思います。

ベタという魚を飼い始めました。可愛い見た目ですが、近づいてみるととても頑固そうな見た目をしています。目は大きくギロリとしていて、口はへの字で上を向いています。なぜでしょう。ベタは水流のない水域で生活している魚だそうです。食事は水面の餌を食べます。闘魚と言われるほどに気性が荒いですが、見た目はとても綺麗で美しいです。ベタは水面の食べ物を見つけられるようにギロリとした目を持っていて、水面の食べ物を食べられる様に口がへの字をしています。水流がない水域は水が濁りやすいでしょうから、目立つ個体は子孫を残して、目立てない個体は番を見つけられなかったのだと思います。縄張り意識が強いのは何故でしょう。水流のない水域は水も新鮮ではありません。酸素も少ないでしょうし、餌も少ないかと思います。もし群れで生活してしまったら、呼吸も食事も難しくなってしまいます。もしベタという種が仲良しであれば、絶滅していたのかもしれないし、本当は仲良しのベタがいたけど、長い時間の流れの中で、縄張意識の強いものだけが生き残って今のベタの親となったのかも知れません。

人間はどうしてこんな形になったのでしょう。コレからどうなるのでしょう。こんなにもあらゆる環境に適応できる、ないし環境を適応させる種はこれからも進化を余儀なくされると思います。私たちはどんな方向へ進化できるのでしょう。少子高齢化がもし、人間という種の進化の形なのだとしたら。私はまだ30代ですが、これからも進化についていけるでしょうか。これからの進化に適応できるでしょうか。Z世代やα世代という新人類と同じ世界でもっと次の進化を待ち望めるでしょうか。

私はいつも不安で仕方ありません笑

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