はつおい歯科室べいちょうです。
わたくし時々、三線という楽器を弾いております。
沖縄の楽器で、三味線の元となった楽器とされています。
三線は胴の部分に蛇の皮が巻いてあるのが特徴だと思います。
元々、横浜で習っていた時に先生に買っていただいたものを持っているのですが、練習の時に調弦(ちんだみ)をするのが面倒になってしまって新しく安い物を中古で買ってしまいました。すごく安かったのですが、本革で強化張りのもの。ただ、見たことのない作りをしている部分があって、偽物なのかもしれません笑
しかし、音楽というのは不思議なもので、使う音階によって沖縄の音楽になってしまいます。沖縄の音階にはレとラが抜けているそうです。沖縄の楽譜は工工四(くんくんしー)という独特な楽譜で、漢字で書かれています。調弦(ちんだみ)も本調子と呼ばれる基本の調以外に、一揚げ、二揚げ、三下げなど、変えることもあったり。ギターでは全部の弦を押さえたりしてキーを変えますね。そんな感じです。三線は弦一本を弾くことが殆どで、複数を押さえる事は殆どありません。その点でも簡単な楽器なのだと思います。
ちなみにですが、母は絶対音感のある人でピアノやギターが大好きでした。家に祖母の三味線があったものですから、一時期先生を探して習っていました。が、簡単すぎた様でつまらなかった様です。先生が驚く程度に1回目から弾けていました。私の合唱曲も、混声8部(歌が8パートある)で伴奏付きの楽譜もピアノでスラスラと弾いていました。私は音感もリズム感もあまりありませんから、イラっとした事を覚えています。
そんな三線ですが、腕を怪我してから弾くのが少し痛くなってしまいまして、サボっていました。
先日知り合った方から、三線を紹介してほしい!という様なお願いしていただきまして、ちょっと練習をしたり、どんな風に教えたものかと考えながら、自分が習い始めた頃を思い出して、やっぱり音楽は楽しいなぁ。と思うばかりです。