デンタルショーに行ってきました!

デンタルショーに行ってきました!

はつおい歯科室 べいちょうです。

神奈川県のパシフィコ横浜では毎年、デンタルショーという歯科関係者のお祭りみたいな感じです。
同時開催される学術大会がお参りする本殿で、出店では食べ歩きではなくて最新の機器機材やツールなど、あらゆるものが並んでいる感じ。久しぶりに会う先生達や会うとは思わなかった意外な先生、たくさんの人が集まります。

私、デンタルショーが好きで。なんでだろうと思っていたら、そうか、お祭りなんだ!と思って例えてみました。みんな本殿での参拝はそこそこに、時には忘れて、屋台や山車、太鼓や笛の音が聞こえて、旧友や恩師に会えたりなんかして。何かある訳でもなくうろうろしてしまいます。

ただ、今回は目的を持っていく事に。実は今回、スタッフ全員で行ってきました。ただ行くのではもったいないので、「これを見てきてね」という指令を出しつつ、私もそうすると何もせずぶらつく訳にいきませんからね。事前に色々調べたりなんかして。

という事で、また新しい機械を買うことが決まりまして。なかなかお金を貯めるというのは難しい事です。学生の頃のお小遣いであれば、使わなければ貯まるし学年が上がれば支給が増える謎のシステムでしたからね。大人になってみると、自分に投資しなければ知識も技術も下がっていってしまいます。「下がらないでしょ!」と思うかもしれませんが、私たちは良きにつけ悪しきにつけ学ぶ生き物で、ちゃんと学ばないと思い込みや習慣が正しさを上回ってしまうんですね。しかも歯科医療では、日進月歩で知識も技術も更新されています。去年良かった事がダメな事に変わってしまう事もあります。自己投資は、大切なんです。それなのに年次昇給なる謎システムをお小遣いよろしくやっているのが歯科業界で、甘ちゃんだなぁと苦笑いしてしまいます。「自分の価値が上がったから給与が上がる」でありたいのですが。だから自己投資は大切なはずが、難しいお話です。

経営面でもそうですね。世の中には看板やチラシが溢れています。私は子どもの頃からずーっと不思議でなりませんでした。なんでこんな位置に看板があるんだろう。なんでこんなチラシを配る必要があるんだろう。こんなの誰が見るの…?と。堀歯科医院の院長をしていた私の祖父は良く言っていました。「新聞にこれだけチラシが入ってるんだから、日本はまだまだ大丈夫そうだ」当時は意味が分かりませんでしたが、今になるとなんとなく分かりますね。

企業は黒字を出すと税金で殆ど取られてしまいます。取られるくらいなら何かに使いたい。と言うのは自然な事で。そうすると広告で出せば経費に出来て、しかも将来への投資になる訳で。広告やチラシが多い、というのは、「まだまだ大丈夫そうだ」な訳ですね。

デンタルショーは盛況で、出展している企業さんも多く、参加している歯科業界の方々、も多かったです。歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士に学生さん、多くの方が来場していました。歯科業界は「まだまだ大丈夫」でしょうか。

同時開催されていた、肝心の学術大会の方ですが、ちょっと人が少なく感じられました。ランチョンセミナーといって、食事が出るセミナーがあるのですが、そちらは盛況だったようで。ランチョンセミナー後にたくさんの人が出てきて、その次のセミナーを目当てに行った私は、閑散とした中で講演を聞かせていただきました。「まだまだ大丈夫」でしょうか。凄く不安です。

ただ、不安だろうと何だろうと、私がやる事は日々の診療を誠実にする事。そして休みの日には知識と技術を学ぶ事。身に着ける事。毎日毎日、コツコツと積み重ねていくしかありません。

メンタリストのDaiGoさんが「Work Hard. Play Super Hard.」という言葉を使ていました。大変共感できることで。目指したいところで。「一生懸命働いて、全身全霊遊ぶ」みたいな感じでしょうか。私の場合はありがたい事に、働いたり勉強したりが趣味みたいなもので。遊びも結局は仕事につながる訳です。人から「つまらない奴」と言われることもしばしばですが、個人的には楽しいもので。つまらないと言われても個人的には楽しくて困っているくらいです。どちらかと言えば、医院は古い機材ばっかりなのに、毎年新しい車に乗っている様な人には、なりたくないと思ってしまったりしますねぇ…。

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