まず決める事は?

まず決める事は?

はつおい歯科室 べいちょうです。ひとりごとです。

ありがたい事に、この年になっても色々な人とお話をする機会があります。
人と出会えるというのは幸福な事だと思います。

私は以前、神奈川県の歯科医院で勤務していました。その医院ではミーティングが頻繁にあって、話し合いや会議があって、研修会や講習会があって、課題図書が毎月あって、毎月の達成目標を決めたり、前月を振り返って面談を受けたり。
忙しさはありましたが、得られるものがたくさんありました。忙しかったですが(笑)

色々な事を学ばせていただいて、心から感謝しています。
中でも「まず決める」というのは、今でも自分の中の当たり前で、みんなもそうすれば楽なのに、と思ったりしているところです。自分がそれを伝えられればいいのですが、想いや気持ちを言葉で伝える事が本当に苦手で。「伝える事と伝わる事は違う」これも散々言われた言葉でした。伝わらないから伝えない…そんな事を頻繁に起こして関係を築けない事が、私の課題で、努力のポイントです。

「まず決める」というのは何かというと
私達は何かを決める時に、なぜか「どうやろう?」を一緒に考えてしまいます。
これが、すごく邪魔で(笑)
決断に必要なのは、優先順位や必要かどうか、やる価値、だと思います。
それが決まった後に初めて「どうやろう?」が出てこないと、必要な事なのに「難しいからやらない」という誤った選択になってしまうんです。
「やるかどうか」に「どうやるか」は実は関係ないはずです。

皆さんが歯科医院に行って、「治療が必要ですが、気が乗らないのでやりません。」と言われたら、たぶん転院しますよね。
「今日は時間が無いので、今日やらなくてはいけない事ですが次回にしましょう。」どうでしょう?「今日は私の体調が悪いので、半分まで治療しておきました。」そんな事はありえないですよね。「今日は天気が悪いので、治療は次回にしましょう。」台風で外出禁止や避難命令が出ていれば考えられなくはないですが…。
しかし、日常の会話や意思決定の中で、似たような言い訳を使ってしまっていないでしょうか?

やる必要があるのに、やる価値があるのに、やらない理由を一生懸命探して、「どうやるか」を理由に「やらない」選択をしてしまう。私にもよくあります。「今はいいか」と色々な事を後回しにしたりします。「今度やろうは馬鹿野郎、明日やろうも馬鹿野郎」というフレーズ、聞いたことありますか?
人は「未完」を積み重ねることでパフォーマンスが下がるそうです。
「やる」と決めてから考えると、意外な方法が浮かぶものです。

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