睡眠(クロノタイプ)について

2023年6月25日

朝型・夜型と言われるタイプは遺伝子で決められています。「クロノタイプ」と言います。
朝型の方が時間をうまく使えそうです。
夜型の方がクリエイティブな仕事で成果が上がる事が分かっています。

私は変則型で、睡眠時間は短く、不定期です。
ショートスリーパーと言われるタイプは実際には日本人では2割もいないと言われています。
そう自称している人の殆どが、短時間睡眠に自分を慣らしているだけだそうです。
遺伝子型を無視して乗り越えた結果である事が殆どの様です。
つまり、無理している、状態です。

どちらが良い、という事はありませんが、自分がどのタイプかを知るのは大切です。
自分の遺伝子に合わせた生活を送ることが望ましいからです。

夜型の人が「努力が足りない」「怠けている」と言われることがありますが、間違いです。
私も「早起きしないやつは怠け者だ」「人が寝ている時間に努力できた奴が成功者になる」と言われて育ちました。統計学的な論文ベースでは間違っている事が分かっています。
ただ、何かに集中していたり、熱中していたりすると、興奮して眠れない事があり、自分を追い込めるような気もします。が、眠れている時と眠れていない時、明確に頭の回転が違うことが自覚できるかと思います。よく寝てよく働き、よく遊ぶ人が成功する、というのが、これも統計学的な論文ベースでは証明されています。

また夜型と言われる人で日を跨ぐ様な生活リズムの人がいますが、これは夜更かしにあたります。
(現代の定義では1時を回って起きている人を夜型と定義していたりするそうですが。)
電球の発明は1879年で、人が日没後に生活する様になってから100~200年しか経過していません。
電気を気兼ねなく使える現代になってようやく、夜に寝ない贅沢が可能になっています。
私達の遺伝子に刻まれた「夜型」はせいぜい22時頃には寝ていたかと思われます。

また睡眠は最低7時間、長くても9時間が適切の様です。
これを下回ったり、上回るのは体に悪いので注意が必要です。

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