はつおい歯科室べいちょうです。
お子さんの歯ブラシって実は悩みますよね。
一生懸命やっているのにむし歯になったり、必要なのに協力してくれなかったり。。
今日はおこさんの歯ブラシ、特に小さなお子さんの歯ブラシについてです。
8か月前後で前歯が生えはじめます。しかし、歯の本数が少ないと、実は歯ブラシって全然出来ません。
しかもお子さんは何が何だか分からず、口の中を妙なものでゴシゴシされて嫌がります。
そんなものだから、お父さんお母さんも真剣に磨きます。その雰囲気がまた怖かったりするもので、また泣いてしまう…。
お子さんの為を思ってやっているのに、こんなに嫌がられて、挫けそう…。
そんな気持ち、とても分かります。
ただ、お子さんの歯ブラシで重要な事は、「仕上げ磨きをさせてもらう事」です。
そして仕上げ磨きは、「お母さんお父さんが磨いてくれる嬉しい時間」であってほしいです。
歯は12歳まで順々に抜けたり生えたりして揃っていきます。
また交換期と呼ばれるこの時期はむし歯が出来やすい時期でもあります。
一方で、お子さんもしっかりしてきて、仕上げ磨きはもういいよ!という時期になってきます。
可能であればこの12歳過ぎるころまでは仕上げ磨きをしてあげて欲しいと思っています。
最近の子は成長が速いので、嫌がるお子さんが多いかとは思いますが、歯は一生使うので大切にしていただきたいですね。
さて、そんなお子さんの歯ブラシ、特に小さい時に大切なのが
〇歯ブラシに慣れる事:おもちゃと思って噛んでもらいましょう!
〇仕上げ磨きの習慣を作る事:最後はお母さんお父さんにチェックしてもらう習慣が出来ると嬉しい。
〇汚れを取る事:歯ブラシが難しければティッシュやガーゼでも大丈夫!
〇甘いものを食べない事…:なんだかんだ言って、食習慣が最重要。
です。
子どもの歯ブラシ、重要だと思って羽交い絞めにしてやってくださる方も意外と多いです。が、実は甘いものを食べていなければそんなにむし歯は恐くありません。一方、「歯ブラシ=怖い」の経験は一生引きずってしまう事があります。
大変な事は承知ですが、歯ブラシの時間が楽しい時間になって頂けたら嬉しいです。
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