アーティストに憧れて

アーティストに憧れて

はつおい歯科室べいちょうです。

先日、8020推進静岡県大会という会が開かれました。
静岡市での開催でYouTubeで配信されていて自宅で視聴しておりました。

その中で長縄拓哉さんという歯科医師の方が講演をされていました。歯科医師の傍らアーティストとしても活躍されていて、松屋銀座で展示などもされているそうです。凄いですね!
(歯科医師・現代美術家 長縄拓哉先生のInstagramはコチラ

講演では、アートを通じて歯に関心を持ってもらう取り組み、歯の大切さを伝えられるような取り組みなど、様々な取り組みを紹介されていました。私の様な診療所で歯医者をやっている人間は、来てくださる人だけを治すことが出来ますが、講演をされたり、催しをされたりする事で、私達歯科医師も啓発されますし、広く市民に伝える事も出来るというのは、与えられる影響の大きさが、特大です。大学の先生や講師の先生もそうですが、ただ治すだけではなく、治す人を育てたり、関心を持ってもらえるような啓発活動を行ったり、そういった活動に感謝と憧れがあります。

こういった活動を第二象限と言ったりしますね。
緊急性と重要性をX軸とY軸にした時に、最も取り組むべきものは何か。
パレートの法則と交えて説明されたりします。

                重要性
                 ⇧
      ①緊急かつ重要    |  ②重要だが緊急でない
緊急性 ⇦ーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーーーーーーーーー
      ③緊急だが重要でない |  ④緊急でも重要でもない

こんな図です。
日頃の仕事は 第一象限『①緊急かつ重要』に追われがちです。
一方で成果を生む仕事は 第二象限『②重要だが緊急でない』にあります。
パレートの法則では仕事の20%が、成果の80%を生み出している。というもの。
この、80%の成果を生み出している20%が第二象限の『②重要だが緊急でない』だそうです。

これを考えると日常の診療のほとんどが第一象限『①緊急かつ重要』で、痛みやむし歯、歯周病、入れ歯などの対応です。定期的な検診と清掃に来てくださる方は第二象限『②重要だが緊急でない』の大切さをご存知の方々だと言えますね。

歯科医療全体として、診療所の役割が第一象限『①緊急かつ重要』だけにとどまらない様に、自分に出来ることが少しでもあれば。と、そんな事を考えながら、自分の無力さに、もっと頑張らないとね。とそんな思いが湧く講演会でした。

ちなみに私は絵が下手くそです。先生から「理解できない」と言われる程度に下手くそです(笑)
そんな私情もあって、憧れます。

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