食事を楽しく幸せに(永田ラッパさん)

食事を楽しく幸せに(永田ラッパさん)

はつおい歯科室 べいちょうです。

永田ラッパさんご存知でしょうか。私のブログにも以前から何度か名前が出てくるかと思います。
外食専門のコンサルタントをされている方です。
見た目からアンチが多そうな風体の方ですが、話し方がとても丁寧で明るく、しかし厳しく、とても魅力的な方です。

私は、歯科医師です。歯科のコンサルタントをされている方の動画を見ることはもちろんありますが、飲食系の動画の方が好きで見ています。歯科のコンサルタントはちょっと偏りがある気がしていて、あんまり真剣に聞いてしまうと人を不幸にしそうな気がする時があるのです…。

私が外食する事が好きな事もありますが、どんな職業でも『楽しく幸せに』が出来る仕事は必要とされるし、言い方は悪いですが“儲かる仕事”はすぐに使い捨てられる印象です。現代の世情は何事も浪費・消費されているように感じます。流行り・廃りなく一定に必要とされる事が出来ないと、残念ながら廃業するしかないのかもと、思ってしまいます。

このところ毎年、廃業・倒産件数が過去最高を更新していますね。どの断面を取るかで良し悪しはありそうですが、その波に上手く乗っている方も見られます。反対に、流れに押し流されていってしまう方も、もしかしたらその方が多いかもしれません。前までタピオカ屋だった店が高級食パンに変わった、と思ったら唐揚げ屋になって、おにぎり屋になって、次はなんだろう?と思ってしまう事すらあります。

飲食店は新規開業後、3年以内の廃業率は70〜80%だそうです。それでも新規参入は後を経たないというのは、恐ろしい業界です。
そんな業界でコンサルタントをされている永田ラッパさん、バケモノの様な存在なのかもしれません。「食事を楽しく幸せに」という短い言葉の裏に、とてつもなく大きくて強い信念や想いがあって、しかもそれがエゴでなくて、世のため人のためになっているから、永田ラッパさんのお仕事もずーっと続いているのだと思います。

永田ラッパさんの動画を見ていると、実はあまり景気の良い話は出てこなくて。。なんですけど、何故か希望の持てる様に聞こえてきます。失敗はこれだけど、こうしていくと、という話が出てきます。その背景にはやっぱり「食事を楽しく幸せに」があって、その土台に「やり方よりあり方」があって、それでもやり方も徹底していく、優しさと厳しさがあって。

歯科業界は特殊な業界だと思いますが、かといって全くおかしな業界でもないはずです。なんですけど、医療業界というのはやっぱり不思議です。受付で椅子に深々と座って応対していたり、電話をしているのかもしれないけれど、患者さんに顎で支持する様な人もいます。患者さんを怒ったりとか、怒鳴ったりとか、聞くこともあります。そんなお店、行きたく無いですよね。「接客態度の悪い店」とかって話題になりましたが、それはまた別で。

歯科医院は歯と口、身体、生活を守るために必要な施設だと思います。必要な業界だと思います。だからこそ、行きたいとか、行きやすいとか、そういう場所じゃなくてはいけない。と、私は思います。そのヒントが、外食や、美容院、ネイルサロンなんかには詰まっていて、でも美容院やネイルサロンはやっぱりお金に繋げる力が勝負どころで。自費専門や自費推薦の歯科医院には親和性があるかもしれませんが、私の目指している歯科医院ではないな、という感じです。コンサルタントと名のつく色々を聞きますが、いつの間にか永田ラッパさんに戻ってくるのは、ただ好きなだけかもしれませんが、業界は違えどヒントをたくさんくれるんですよね。

私たち歯科業界にも、何かスローガンや理念があるべきですね。私たちは食事も『楽しく幸せに』出来る職業ですし、会話も『楽しく幸せに』出来る職業ですし、人生を『楽しく幸せに』出来る職業です。
の、はずなんですけれど、歯医者が嫌いな人の方が多いと思います。どうにかしたい!のです。

幸いにも、通ってくださっている方から、「来るのが楽しみ」と言っていただける機会が多く、本当に嬉しい限りです。ですけど、まだまだ全員から思っていただくには至りません。もっと出来ないかな、もっと良い方法ないかな、もっともっと何か。迷走することも多いですが、走ってはいたいと思っています。

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