はつおい歯科室べいちょうです。
銀行ってこんなに行くものなのか。と開業してから思うようになりました。
毎月の振込やら記帳やらを口座を持っていれば持っているだけやらなくてはいけないんですもんね。
しかも昔は、給与の振り込みも銀行でやっていたり、働いている人も給与を引き出すのに銀行に行かなくては行けなかったり、長蛇の列が出来ていたと聞きます。便利なのか何なのか、分かりませんね。
今でも「給与の支払いは現金が原則で振り込みも可能」という話を聞いてピンと来ていませんでした。が、なるほど。と思います。毎月銀行に並ぶよりは、手渡しでもらえた方が楽かもしれません。しかし、お金が手元にあったら、「今日は給料日!」的なお金の使い方をしてしまうかもしれないし、周りの人も現金を持ち歩いている事を知ってしまっていますから、ちょっと怖いですよね。今時、現金で渡したら「〇〇ハラ」とまた新しい言葉を作って弄ばれそうです。
銀行が出来て便利になって、パソコンが出来て便利になって、クレジットカードが出来て便利になって、ATMが出来て便利になって、スマホが出来て便利になって、QR決済・タッチ決済で便利になって、今のところはこのあたりですかね。次は何が起こるのでしょう。中国の様に顔認証が普及して、決済レスになるかもしれません。そのうちパネルに手をかざすだけで指紋や遺伝情報で個人の特定が出来るかもしれません。誰がどこで何をしているか。冤罪が防げるかもしれないし、犯罪の証明になるかもしれません。けど、便利なのか、どうか。ちょっと恐怖がありますね。しかし、私たちはすでにスマホを持ち歩いていますから、ほとんど同じ状況は起きている訳で。実はもう、怖い世の中に慣れてしまっているかもしれない。
それでも銀行に行かなくてはならないのは、逆に何か、意味があるのかもしれない。
あらゆる事にメリットとデメリットがあります。なんで?どうして?を一つ一つ考えないと、ついていけない世の中になりつつある気がします。
生きるって難しいですね。