心は丸く 腹立てず 気は長く

心は丸く 腹立てず 気は長く

はつおい歯科室 べいちょうです。

先日、ある素敵な「いただきもの」をしました。 それを見ていてふと、日本語というのはとても独特で、面白い言語だなと感じ入ってしまいました。

ひらがなで書くか、カタカナで書くか、漢字で書くか。 前後の文脈だけで、言葉の意味が全て異なってきます。 同じ読み、似たような漢字でも、受け取るニュアンスが変わりますよね。

また、こうしてパソコンで均一な文字を打ち込むのとは違い、手書きの日本語はその「大小」や「濃淡」で意味を持たせる事もあります。

  • 手紙では、相手の名前や相手を指す文字を大きく強く書き、自分の名前や「私」などは小さく控えめに書く(敬意)。
  • 香典の表書きなど、字を薄く書くことで心中の涙を表す(悲しみ)。
  • 字と字の間をゆったり空けたり、あえて狭めたり(間合い)。

そんなことを考えさせられたのは、いただいた書に
**「心」「腹」「氣」**の三文字が書かれていたからです。

  • **「心」**は、トメハネが丸く描かれ。
  • **「腹」**は、横にゴロンと寝ていて。
  • **「気」**は、縦に長く描かれています。

恥ずかしながらその言葉の真意を知りませんでしたが、調べてみて「なるほど!」と膝を打ちました。

タイトルの通り、 「心は丸く、腹立てず、気は長く」 という禅宗の教えを表しているそうです。

「腹」の字が横に寝ている(=立っていない)から、「腹を立てない」。 トンチが効いていて、奥が深いですよね。

世の中には、まだ知らない言葉がたくさんありますが、こうして知って「なるほど」と思える瞬間はとても楽しいものです。

昨年書いていた院内新聞「はつ歯ニュース」では、和風月名(睦月、如月など)を紹介していましたが、あれも語源をたどるとギャグの様であったり、昔の人のたくさんの想いが込められていたりと、不思議な習慣の様に思います。

忙しい日々の中ですが、そういう「ささやかな楽しみ」や「言葉の発見」を大切にしていきたいですね。

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