フッ素について(セミナーレポート)

フッ素について(セミナーレポート)

はつおい歯科室べいちょうです。

静岡県歯科医師会が開催してくださいました講演会を受講しました。
う蝕治療の潮流・フッ化物局所応用アップデート
という2つの講演でしたが、どちらも知っていたようでしっかり説明できていなかった様な内容でした。

う蝕治療の潮流の講義では、大学時代・研修医時代・勤務医時代と先生によって言っている事やっている事が違う様な事が有り、やはり大学で習った事や学会の発表している内容で間違いないのだと再確認できました。一方で、カイスの3つの輪、ニューブランの4つの輪を習ってきて、「今はフェジェルスコフとマンジのモデルです」と説明があり、恥ずかしながら全く聞き覚えがなくモデルも見たことが無かったものですから、自分の勉強不足を痛感しました。内容としては大きく変わらないものの「多因子疾患である」という事の強調と“社会格差”的な背景がある事が見て取れます。引用してよい図が見当たらず、検索結果をリンクしておきます。検索「Fejerskov Manji

フッ化物は私は大好きなのですが、「体に悪い」という印象を持たれている方もいらっしゃってそれは困る所です…。成人において毎日のフッ素洗口が歯ブラシよりもむし歯に対しては効果が高い、というデータを示されていて、やはり納得です。歯周病がありますのでブラッシングは必須ですが、フッ素うがいは成人にとっても欠かせないのかもしれないと、改めて感じました。歯ブラシ後には口をゆすがない(吐き出すだけ)や、フッ素の濃度と使用量・使用回数についても、だんだんと変化してきていてタイトル通りのアップデートが出来たようで楽しい講演でした。(歯磨き粉はどれくらい使うの?についてはe-ヘルスネット「フッ化物配合歯磨剤」に写真付きで紹介されています。)

まずは自分から、という事で。フッ素洗口を自分達もはじめます!

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