はつおい歯科室べいちょうです。
最近MSレポートを書いていないのはMSに行けていないからです。
体調を崩したり体調を崩したり体調を…そんなこんなでもう何週間も過ぎてしまいました。
先日は珍しく夜にセミナーがあり参加してきました。
今回の方からお話を聴くのは2度目で、こういう場合鉄板ネタの様な話を何度も聞いたりするものですから、内心では「同じ話かな…」と思っていたのですが、内容は全く違う話しながら根本的には同じで、「筋の通った人だな」「凄い人だな」と改めて思わせていただきました。
今回のお話では「俺が俺がの『我』を捨てて、おかげおかげの『下』で暮らせ」という言葉が心に残りました。よくこの言葉を言う方はいますね。しかし、だいたいの方が「我」を捨てきれていない感じと言いますか(笑) 「我」を強く発している方がこのフレーズをよく使う印象でした(笑)
今回のお話では心からそれを伝えてくれている様な、言葉のエネルギーの様な、そんな感じがしました。
何より、私が生まれた年にはすでに起業されていたような方ですから、言葉の重みや経験の深さが違いますね。苦労や工夫を重ねて、今も現役で経営をされている方の金言でした。
歯科のセミナーも受けてきました。梯子して2か所でのセミナーで、変な疲れ方をしました(笑)
口腔機能低下症のセミナーでは、母乳育児の最新知識や実は根拠がない?と思われる“常識”を学ぶことが出来ました。母乳は〇カ月まで、〇歳まで、など聞くたびに変わる印象ですが、アップデートされました。
日本でも江戸時代(女性が忙しくなる時代?)よりも前は3歳すぎまで母乳を飲んでいたのではないか?という研究結果を聞いて、現代では母乳育児をそもそもしない方までいますので、驚愕しました。
しかしやはりと言って良いのか分かりませんが、母乳をお母さんの乳房から直接飲んでもらうのが、口腔機能発達には良いそうです。むし歯が増えるなどのリスクはあるようですし、お母さんや家族の都合もありますから、何がベストなのかはそれぞれ異なるような印象も受けました。
義歯(入れ歯)に関するセミナーも受講してきました。入れ歯のテクニックや新しい材料を使った調整の方法など、楽しそうな内容でした。早速紹介された材料も購入してしまいましたので、新しい知識も早く使わないといけません。医療と言うのはセミナーと相性が良いように思いますね。
治療する→悩みを持つ→セミナーを受ける→治療する→悩みを持つ→セミナーを受ける この繰り返しです。自力ではどうしても思い込みや勘違いが生まれる気がします。私は基本的には学校で習った基礎知識と臨床研修で学んだ方法とを永遠とやるように気を付けています。それは卒後に学んだ先生で偉い先生程、教科書の記述や論文の記述を重視していて「これでも大丈夫!」という“臨床的経験”を排除していたからです。そうするとやはり、学ぶためにはセミナーと本が欠かせないですね。
という事で、セミナーを受けつつ体調回復にも努めます。
明日は救急救命講習に参加してきます!