毎日がえぶりでい

毎日がえぶりでい

2024年10月31日

はつおい歯科室べいちょうです。

楽しい時ってすごく不思議だと思いませんか?

例えばゲームをしていて、適度な難易度で段々難しくなっていくと自分もうまくなったり、キャラクターが強くなったりして、楽しいなって思いますよね。
本を読んだりしていても、簡単な漫画も面白いですが、その中に出て来た難しい本を読んでみたりするとまた楽しいなと思ったりします。
海外の本の翻訳版を読んだりすると、別の意味の難しさがありますが、読んだという達成感の為に読んだりします(笑)

音楽もそうですよね。簡単な曲をみんなで歌うのも楽しいですが、難しい曲で男女8部合唱なんかは難しいけどやり応えがあります。
料理も、何となく楽しくなると凝ってしまったり、山登りも、いつもの山は捨てがたいけど、ちょっと難しいコースを進んでみたい欲求ってありませんか?

難しくないと楽しくないと思うんですね。
毎日がお休みな日々は私は老後でも御免だと思っていると思います。
いつも何かやる事が有って、工夫をして、失敗も成功もあって、それが自分の器量で左右される。
そんな日々が楽しいんじゃないかと、私は思います。

と言うのも、最近思うのが、忙しいというのは贅沢な事なのではないかと。
はつおい歯科室は段々と患者さんも増えて、ありがたい事に忙しくなってきました。わたし個人としても、他の医院で治療させていただいて、そちらは、はつおい歯科室より格段に忙しいですが、それでも楽しく診療をさせていただいて。実は今度、また別の医院からお声掛けもいただきました。
こんなに忙しくさせていただけるのって、ある意味では認めていただいていたり、必要とされていると、傲慢かもしれませんが、考えてもいいんじゃないかなと思うわけです。
しかも予定は埋まりつつ移動中でもセミナーを配信で聞けたり、歯科に限らず他の業界の事もYouTubeで聞きかじることが出来ます。ちなみに私は飲食業界の話が好きで永田ラッパさんのYouTubeを高頻度で聞いています。
そうすると忙しく出来ているのって贅沢なんだなとか、「忙しい」って贅沢な悩みなんだなとか、そんな事を思う様になった訳です。

一方で、私が勤務医の時代、忙しいなんて言葉では言い表せない忙しさで働いていました。始発も無い時間に走って出勤したり、終バスに間に合わず走って帰ったり、それをバス代を返せと請求されたり(笑)、お昼休みは無かったり、休日に無給で働いていたり。あの時は忙しい事が贅沢なんてこれっぽっちも思いませんでしたね。忙しさを呪っていました。

勤務医時代は「院長が黒と言えば黒だ!従え!異論は認めない!」みたいな雰囲気だったので自分が考えれば考えるほど方針との乖離で苦しくなるし、でも自分の質として自分が学んだ事は曲げられないので、と治療でも経営・運営方針でも納得が出来ず最終的に本当に苦しかったです。健忘症に悩まされたり、歩けなくなって車椅子に乗ったり、毎月のように胃腸炎にかかり医者から「死にますよ?」と脅されたり、まぁ他にも色々あったのですが、あれはあれでよい経験でした。

そんな色々があるからこそだと思いますが、忙しいのは贅沢なんだと、やはり思います。息切れしない様にしていれば、勤務医時代も楽しく過ごせていたのだと振り返って思います。
どうすれば息切れをせずに、楽しく、忙しく出来るのか。正解は分かりませんが、今は忙しくて楽しいです。それをスタッフも思ってくれていると嬉しいのですが、それは分かりませんね。ただ私から見ている限りではやりがいを感じてくれているんじゃないかと思っています。やりがい搾取なんて言葉がありますが、そうならない様に、仕事を頑張ったら頑張った分だけ生活が充実していけるように、人生にプラスに働けるように、そんな事を思うばかりです。

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