色々な野望

色々な野望

はつおい歯科室 べいちょうです。

「今の若者は将来を失っている」という表現を聞いた事があります。
どこで聞いたのか、覚えていないのですが、妙なフレーズで頭に残っています。

希望がたくさんある社会とそうでない社会、どちらが望ましいでしょう。
私は希望がたくさんある事がよい社会だと思います。
今時はメディアの新旧を問わず「希望がない」と決めつけられているようで、不可解です。

私は希望というか野望というか。たくさんあるのですが、私が若者ではないからでしょうか。
そもそも、本当はみんな、あるのでしょうか。私が恵まれているだけなのでしょうか。

私はやりたい事がたくさんあって、本当に困っています。
もちろん仕事でやりたい事も、まだまだたくさんあります。妻には「めっちゃ拡大路線だね」と失笑されますが、やれるかどうかは分からないけど妄想はただですからね。
仕事の関連で、歯科医師会に入っていますが、そこでも知りたい事がたくさんあって、色々なところに顔を出しています。心配されるくらい色々といますが、今のところは楽しくやっています。今後きっと苦しくなる事でしょう笑
私的な事でも、やりたい事はたくさんあります。この間、浜松合唱団に入りまして、20日(水)には横浜のみなとみらいホールで歌って参ります。年末には第九を歌う予定で。実はもうひとつ入ろうと思っていたのですが、予定が埋まってしまうので諦めました。私は昔から飲食店を開きたいという夢があって。歯科医院の2階で何か出来ないか、ずっと考えています。色々な人にお話をして、無謀だよと散々言われていますが、それでも飲食店的な場所を持ちたいので、夢は持ち続けていて。そうすると外食するのも更に楽しくなります。イベントに行くと興味が色々なところに飛んでいきます。
夢があると頑張れます。仕事を頑張りたいので色々な事を考えて色々な取り組みができます。妄想です。自分個人の将来も考えて、1年後、3年後、5年後、10年後、15年後、どうなっているんだろう。その時、家族はどうなっているんだろう。その時スタッフは、どうなっているんだろう。その時あの人は、とどんどん広がっていきます。仕事の夢のために頑張って、私的な夢のために頑張って、そのぐるぐるです。夢の話をすると必ず頭の中でThe Greatest Showmanの『A Million Dreams』という曲が頭の中で流れます。いい歌です。

正直に言えば嫌なこともたくさんあります。けど、そればかりを取り上げて「希望がない」と声高に叫ぶのもいかがなものか、という話で。「マックが食べたいな」も希望だと思うし、「プールに行きたいな」も希望だと思うんですよね。ただ、そういう贅沢が当たり前になってしまって、突飛な希望「石油王になりたい」とかそんなお話に飛んでいってしまっている気がしてしまっていて。言っていることが極端すぎるかも知れませんが。贅沢に慣れて日常になっているような気がしてしまいます。

小学校の頃、なんでだか忘れてしまったのですが父に連れられて銭湯へ行きました。そこがなんとも汚く感じてしまって、父に怒られた記憶があります。「家に風呂がある事が当たり前と思うな!!」みたいな事を言われたと思います。大人になると、確かにそうだと思います。毎日お風呂に入れるなんて、湯船に浸かれるなんて、贅沢ですね。考え方次第なのでしょうか。

ところで、飲食業界にはクリスマスから年始にかけて1年の明暗を分ける戦いがあるそうです。特にクリスマスは通常時の3倍以上を売り上げて、月間の販売数を2日間で売る、と聞いた事もあります。
そんなクリスマスの準備は7月に早くも製造が始まるそうです。すごい世界ですね。

私たちの人生に変えてみると、老後の準備を30代には設計して、計画して、行動に移している感じです。すごい事ですよね。

人を不幸にするのに最高のツールが画像や動画を主とするSNSだそうです。私のようなロートル人間はマックに行けるだけで喜びますが、人によっては高級レストランでも満足を感じられないかもしれません。高級だからといって良いわけでもないですが、例えですよ。あと、マックは贅沢だ、と言う文脈ですからね。高級品が流通した結果として慣れてしまったと言うお話ですよ。

みんな違ってみんな良い、とは言いますが、自分で「よい」と感じられる感性は持っていたいなぁと思っています。みんなが「ヨイ」というのとは、全く違ってよいのです。

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