今度は歯周病の記事を

今度は歯周病の記事を

はつおい歯科室 べいちょうです。

ブログではなく一つのページとして何かを作りたい。のコーナー。
次は歯周病です。

これまでに書いていたものは別でアップロードされるはずなので
書き足した部分を記事にしてご紹介。

歯周病の治療

一番大切なのは歯磨き

またかよ!って感じですが本当です。

歯科衛生士さんは歯と口を守る守護天使

歯科医院で受ける歯周病の治療は検査と歯石除去、その後の定期通院による管理です。歯周病の管理は《歯周病安定期治療》という《治療》です。通院してもらう事を目的に“歯の定期健診”という言葉がかつては使われましたが、健康な人を対象に行う《健診》とは異なる事に注意が必要です。

歯周病の最も厄介な所は、「病識(自分が病気であるという認識)」が持ちにくいという点にあります。当院でも検査をためらわれる方は多くいらっしゃいます。 例えば「困っていないから」「痛くないから」という理由です。 お仕事や家事でお忙しい中、「痛いところだけサッと治してほしいのに」と、少し面倒に思わせてしまう事もあるかもしれません。それでも、(私たちが少しお節介に思われてでも)検査を推奨して、歯周病での通院を、お話しするのには、医療者としての絶対に譲れない理由があるのです。

歯周病は元の通りにはならない

一番の理由は、歯周病は進行してしまうと「元の通りにはならない」からです。
歯周病は、単なる歯茎の腫れではありません。上述した通り、「歯の周りの組織が壊される病気」です。中でも一番危険なのが、歯を支えている「骨」が壊されて(溶かされて)いくことです。
例えば、人間の骨が壊される病気には「骨粗鬆症」や「関節リウマチ」などがあります。 進行のスピードや体へのダメージの大きさはそれぞれ異なります。これらの病気と歯周病を単純に比較・類例するべきものではないかもしれません。
しかし、「自分の体の骨が静かに壊されていく病気である」という点。そして「一度失われた骨は、元には戻らない」という点においては同じです。
痛みが出たり、歯がグラグラと揺れてきたりした時には、すでに歯を支える骨がごっそりと無くなっている……。それが、病識のないまま進行する歯周病の本当の恐ろしさです。

歯周病治療のゴールは、スタートラインに立ち続ける事

保険診療において、歯周病の継続的な管理を《歯周病安定期治療》と呼びます。文字通り、お口の「安定期」を維持する事が目的の治療です。 そして、その《安定期》というスタートラインに立つための準備。それが、一般的に“歯石取り”と言われている初期の《歯周病治療》なのです。
歯周病治療の本当のゴール。それはスタートの位置から「状態を変化(悪化)させない事」にあります。
もちろん、適切な治療によって歯茎の腫れや出血、口臭といった不快な症状はしっかりと改善します。しかし、歯周病によって一度溶けてしまった骨や下がってしまった歯茎を、完全に元の状態(昔の若々しい状態)にまで戻すことは非常に困難です。

「現状維持」という、最も偉大で難しい成果 だからこそ、「これ以上悪化させない(進行を食い止める)」ことが最大の目標になります。
劇的な変化(若返り)が目に見えにくく、「ただ現状維持をするため」に通い続ける。これが歯周病治療の最も難しい所であり、患者さんが途中で通院を断念してしまう一番のポイントなのかもしれません。
ですが、お口の健康において「それ以上悪くならない状態をキープできている」というのは、実はとても素晴らしい成果なのです。生涯ご自身の歯で美味しく食事を楽しむために、《現状維持》していきたいです!

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