はつおい歯科室 べいちょうです。
皆さんは、「恩師」と言える人をお持ちでしょうか。 私は色々な人の顔が浮かんで、「この人!」というのがいまいち一人に絞れません。
小中高の担任の先生、授業をしてくださった先生、当時の悪友や先輩、ボーイスカウトのリーダー、大学の先生や先輩、浜松に来てから出会った先生達や居酒屋の大将、などなど。 自分に良い影響を与えてくれる人には、等しく恩を感じるものです。
合唱団で見かけた、美しい師弟関係
先日、浜松合唱団でこんな出来事がありました。
指揮者の先生が、ある男声団員に「〇〇君、歌って下さい。あ、『〇〇さん』ですよね。ついつい『君』なんて言ってしまって」と言って笑っていました。 その「〇〇さん」は50代くらいだと思うのですが、現在は学校の校長先生をされている方です。
どういう関係なんだろう?と考えていたら、指揮者の先生が「〇〇さんは教え子だから、高校生の時の。ついつい『君』なんて呼んでしまいます」と言っていました。
凄い事ですよね。高校生と言うと、15歳から18歳くらいです。その頃に習っていた先生に、50代になった今でも師事しているという事ですから。
恩師への報告と、喜んでもらえる嬉しさ
私も、浜松歯科衛生士専門学校で教える事になった時、大学で生理学を教えてくださった先生にメールを送りました。 文面ですから実際の表情までは分かりませんが、とても喜んでくれている様に感じられました。
ついつい遠慮してしまって、自分から連絡を取るのをためらってしまう性格なのですが、実際にやってみると喜んでもらえるものですね。 私に合唱を教えてくださった先生にも、いつかお会いしたいなと思いました。
「だからやらない」ではなく「だけどやろう」
私が一つ目の大学に入ってから、もう少しで20年が経ちます。 部活の同期で集まったのは「出会って10年」の会が最後でした。少人数で集まることはあっても、全体で集まる事がなかなかありません。私は浜松に来てしまいましたし、裾野や上田にいる仲間もいます。子どもが生まれたり、それぞれがそれぞれの人生を忙しく歩んでいて。
それでも私は、「(忙しい)だからやらない」派閥では居たくないなと思う人間です。 「(忙しい)だけどやろう」と、声をかけるのは自由ですよね。
返事もくれない人が多かったり、裏で「どうする? 出る? 出ない?」なんて駆け引きしている人もいるのでしょうが。「その日は行けない」という断りの返事であっても、何かしら反応があるだけで嬉しいものです。合唱中の何気ない一幕でしたが、その一瞬で色々な人の顔が頭に浮かびました。
会える時に会わないと、いつ会ったかも覚えていないその日が今生の別れにもなってしまいます。 もしかしたら、そのつもりで人生を生きる方が正しいのかもしれませんね。
しかし一方で、何十年も師事して合唱に取り組む事の何と美しい事でしょう。


