はつおい歯科室 べいちょうです。
昨日Anointed Mass Choirさんが主催されたワークショップに参加して、アクトのホールで歌ってまいりました!2曲だけですが歌わせてもらって、その後は客席で鑑賞させていただいて。
とても楽しかったです。
私は大学の時代に合唱団に入っていて、ガチガチなイメージなんです。音程を合わせて、リズムを合わせて、発声方法を合わせて、崩す時には意図的に崩して、という感じ。今回参加したワークショップは、全然そんなことありません。みんなバラバラでそれで良い。という感じ。全く別の世界観でした。私は本来的には、合唱の様なガチガチの方が好みなんです。今回も、なんだかしっくり来ないような。みんなで盛り上がっている時にも何だかその世界に入り込めないような。でもその空間は嫌いじゃなくて本当なら入りたい。みたいな感じです。
世界を知るとか触れるというのは、だから良いのかな、と思います。元々はそれが好きかも知れないけど、それで他を拒絶してしまうとどんどん世界が狭まってしまう気がします。心の中では、(苦手かも・・・)と思う部分もありながら、でもそれって、自分の中に足りない部分だったり必要な部分だったりするんだろうな。なんて事を考えたりしていました。
趣味まで苦手な分野に挑戦する必要は、無いのかも知れませんが。でも、それで自分の世界が広がるのだとしたら、と考えると、やっぱりやる理由にはなりそうです。
ホリエモンが言っていました。一番ダメなのは小利口な奴だ、と。小利口な奴は何かしら理由を見つけてやらない。という話です。でもでもだってや3D(でも・だって・だけど)を自然に使いこなしてしまうんですね。バカは体力任せに挑戦すればいいんだよ!みたいに私は聞こえて、「なるほど。そうしよう!」と思える私は素直なのか馬鹿なのか、その両方なのか笑
ちなみにですが、ホリエモンと聞くだけで拒否反応を示す方が多いですね。私も好きかというと何とも言えませんが、拒絶するほどに嫌いになる材料を持っていないし、これまでの業績を考えると尊敬せざるを得ないと思ってしまいます。
一方で、勤務医をしていた最後の頃は、どんな言葉も「利用したいだけなんだろうなぁ」と感じてしまって受け入れられませんでしたね。それは関係性という基礎が壊れてしまったのだと思いますが。
「好き嫌いはいけないよ」と祖母からよく言われました。それでも甘やかしてもらいましたけどね。でも食べ物だけではなくて、好き嫌いせず何でも素のまま認識したいです。直感的に嫌い!とか生理的に受け付けない!とかよく聞きます。反対も聞きますが、どちらも世界を狭めていっていつの間にか井の中に入って、でもそれに気が付かなくて。私はそれが、怖いのだと思います。