はつおい歯科室 べいちょうです。
ゴールデンウィーク最終日の5月10日、私は歯科医師会で開催された「救命救急講習会」に参加してきました。 今回の講習会のメインは、緊急時の対応と「BLS(一次救命処置)」、いわゆる心肺蘇生法です。
私は過去に、このBLSの資格を2回取得したことがあります。 現在はすでに失効してしまっているのですが、いざダミー人形を前にすると、意外にも体がしっかりと手順を覚えているものですね。 今回は私自身が「学術部」という講習会を開催する側の立場でもあったため、指導側としての立ち位置もあり、普段とは違う変な緊張感がありました。
実技講習の中でとても印象的だったことがあります。 心肺蘇生での胸部圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸の訓練に、大先輩の先生方がものすごく真剣に取り組んでくださっていたのです。
少し偏見かもしれませんが、年齢やキャリアを重ねると、こうした「体を動かす基礎的な実技」を真剣にやるのが、どこか億劫になったり恥ずかしかったりする部分があるのではないでしょうか。 しかし、大先輩たちは誰よりも真剣に、汗をかいて息も切れながら取り組まれていました。さらに、「ついこの間、別のBLS講習を受けてきたんだよ」という先生もいらして、その時に得た最新の知識を惜しげもなく教えてくださり、皆で共有することができました。 やはり、第一線で長く活躍されている方はすごいなと、改めて実感したとても有意義な時間でした。
講習会の後には懇親会にも参加させていただき、諸先輩方の貴重なお話をたくさん聞くことができました。 さらにその後、なぜだか大先輩とお二人で喫茶店へ行く流れになり、そこでも本当に色々な深いお話を聞かせていただきました。
私は浜松へ来てまだ4年目で、友人や知人も決して多くありません。これまでの勤務医時代を振り返っても、他の歯科医師の先生方とじっくりお話しできる機会というのは殆どありませんでした。 だからこそ、今回のように横の繋がりを持てる機会をいただけるのは、私にとって本当に嬉しく、ありがたいことなのです。
日々の中で、色々な「機会」が目の前に訪れます。 しかし、その機会を「有意義なもの」にするのか、それとも「無意味なもの」にしてしまうのかは、すべて自分自身の心構えと行動で決められるものだなと。
先輩方の背中を思い出しながら、そんなことをしみじみと考えた帰り道でした。

