はつおい歯科室べいちょうです。
ふと昔のノートが目に止まって懐かしくなりました。
歯の生え方を時々説明をするので恥ずかしながら紹介です。
歯には番号やアルファベットが定められています。
大人の歯には1〜8が割り振られ、親知らずが「8」犬歯(糸切り歯)が「3」です。
上下左右、対照に生えていますので、「右上3」や「左下3」の様に使います。
入試の場合はA〜Eまでが割り振られています。
前が「A」乳歯の犬歯(糸切り歯)が「C」になります。
歯科検診で「エーバツ、ビーサンカク、シーマル、デーシー、イーシャセン」と先生が口にしているのは
実は暗号で話しています。隣にいる助手さんや衛生士さんが検査表に
[A B C D E]と書き込んでいるんです。これは、
「Aは抜けてます。Bが抜けそうです。Cは治療してあります。Dが虫歯です。Eが健康です。」
という意味なんです。
さて話を戻して、歯の生える順番は
乳歯だと A B D C E
永久歯だと 1 6 2 4 3 5 7 8 が多いです。写真の下に書いてあるものですね。
真ん中のあたりで順番がズレているのがわかると思います。どちらも犬歯です。
犬歯はひとつ後ろの歯の後に生えてくるのが特徴のようです。
ただ、人によってまちまちですし、上と下とで順番も変わるります。
あまり気にしないで良いことが多いです。
生える時期、生え変わる時期も、平均で大体これくらい、というものなので、ズレる場合も多々あります。
平均で7歳から8歳で生える2ですが、10歳で生える方も、6歳で生える方もいます。
お子さんの前歯ですから、心配ですよね。
「友達よりも生え替わりが遅い」
「生える順番がおかしい?」
そう感じて来ていただく方もいらして、中には動揺していらっしゃる方も。
みなさん抱かれる心配なので、大丈夫です。
まずは見させていただいて、状況に応じてレントゲン撮影などで確認が取れます。
個性として時期のズレが多くの場合ですので、まずはご相談ください!
学生の頃、国家試験の対策にこんなファイルを使っていました。
歯科の基礎的な勉強は1〜4年生で修了します。
5年生6年生は、治療の勉強に入ります。しかし、卒業後の国家試験は1〜6年で学んだ全てを問われます。
学校でもそれに合わせて、全部の内容を5年生6年生で学ぶわけです。
それを全て持ち歩くのは大変だし、試験もあるから持ち歩きたいし、ということで
持ち歩けるカードにして、それをフォルダーに入れていました。
そんなファイルが数冊あるのですが、頑張ってたなぁという感じですね。懐かしいです。
朝に雨が降ることが多くなりましたね。
台風も近づいている様ですので、無理なさらずにお過ごしください。
はつおい歯科室は水曜日(8/9)から夏季休暇となります。
ご用の際は公式ラインへ、お問い合わせください。よろしくお願い致します。