休日に自発的に動いてくれるスタッフ。嬉しい反面、どう応えるべきか?

休日に自発的に動いてくれるスタッフ。嬉しい反面、どう応えるべきか?

はつおい歯科室 べいちょうです。

分からない事は聞いてみるもので。 先日、歯科衛生士陣に東京へ研修へ行ってもらい、一方で助手・受付陣には早めに集合してもらってミーティングを行いました。

研修での刺激と、医院での作戦会議

東京の研修では、浜松で働いている衛生士さんにも出会えたり、講師の方と名刺交換をしたり。「研修体制が凄すぎて、手を上げたら直ぐに何でも教えてくれるんです!」と楽しそうに報告してくれました。

一方で医院でミーティングをしていた私たちは、ノープランで始めたものの、私が解消したい課題点や問題点を伝えると、すぐに解決策を考えてくれました。受付からの印象だったり、女性としての視点、若い世代の考え、私にはよく分からない分野の戦略を練ってくれたのです。

喜ばしい事に、休み明けにはそれを形にしてくれて、チラシを作ったりキャンペーン内容を考えてくれたりしました。本当にありがたいですね。

過去の経験した「やりがい搾取」への懸念

また一方で、私の中で問題が生じるのです。
もし休みの日に考えてくれているのなら、どう応えるべきだろうかと。

私が勤務医だった時の事をよくネタにしていますが、当時、休みの日にブログを更新しないと減給、休みの日にポスター制作をしないと減給という環境でした。休診日に自由参加という名目で全員参加の会議が9時から19時まで休憩なしで入っていたりもして、もちろん“勝手に参加している会議”ですからお給料も交通費も出ないという、特殊な歯科医院に勤めていました。

いわゆる、やりがい搾取というやつでしょう。それは、良くないですよね。 しかし、せっかくやる気を出してくれているのを「止めて」とも言いたくはないし。でも休みの日には休んだり遊んだりしてもらう事も大切な仕事だったりしますよね。

報酬か、やる気か。仕事の難しさ

出来る事とすれば、やってくれた仕事に成果給という様な形でお返しをするくらいでしょうか。 しかし、アンダーマイニング効果といって、報酬が提示されると内発的なやる気がそがれてしまうという研究もあるそうです。

自発的なやる気を尊重しつつ、どう報いるのが正解なのか。仕事って難しすぎませんか……。

編集後記:嬉しいけれど「ダメです」と伝える難しさ

もしかして、「休みの日に家で考えてくれたりしたの・・・?」と聞いてみると、「家で考えちゃいました。」と。

「チャッピーなんで、そんなには」とは言ってくれていましたが、それでも仕事は対価を得なくてはいけないものです。 今回は「ミーティングの延長として」と処理をさせてもらいました。

休みの日にも医院の事を考えてくれて本当に嬉しく思いつつ、ここで喜びを伝えてそれを「良い事」としてしまうと、どうでしょう。私が勤務していた医院を、私も作ってしまう恐れがあります。

本当に嬉しくて、ありがたくて、と思いつつも、「それはダメです」と言わなくてはいけないというのは、何とも複雑です。

もしそれを奨励したら、きっと短期的な成果は得られるのかもしれません。経営者として数字を追うのであれば、むしろそれが正解ともいえるかもしれません。

しかし、そういう所で社員をしていた自分としては、大切な人生をモチベーションとか承認欲求とかお金とかといった雑な物で浪費するのは、よろしくない。と、やっぱり思ってしまうんですよね。

ありがたいんです。嬉しいんです。でも、ダメなんです。。難しいです。

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