口臭が強くなる飲み物?!

口臭が強くなる飲み物?!

はつおい歯科室 べいちうです。

口臭って、実は多くの人が気にされていますよね。
口臭を主訴に歯科医院を受診する方も、実は珍しくありません。
そこで今回は口臭を強くする飲み物を紹介していこうと思います。

①まずは原因
②どんな時に口臭が?
③どんな飲み物が?
④対策

そんなかんじで、どうぞ!

①まずは原因
口臭には原因物質があります。VSC(Volatile揮発性 Sulfur硫黄 Compounds化合物)です。
このSVCは細菌によって作られます。細菌がアミノ酸を餌にした後に作り出すものです。
アミノ酸が連なる事でたんぱく質が作られます。粘膜はたんぱく質で出来ています。これが分解されるとアミノ酸になり、アミノ酸が細菌に分解されるとVSCになります。
粘膜表皮や垢⇒たんぱく質⇒分解⇒アミノ酸⇒分解⇒SVC そんな流れです。
VSCは誰にでも存在しますが、その量が増える事で口臭につながります。
ではどんな時にVSCが増えて口臭がするのでしょうか?

②どんな時に口臭が?
上記にヒントがあります。
ⅰ.たんぱく質が増える場合…SVCの原料が増えます。
ⅱ.細菌が増える場合…分解する速度が上がりSVCが増えます。
ⅲ.乾燥した場合…感想は粘膜を傷つけて細菌を増やしてしまうⅰ+ⅱの効果を発揮してしまいます。
この2つは、別々に見えて同時に起こります。不衛生な状態だと細菌が増えて、歯肉に炎症を引き起こします。炎症が起こると新陳代謝を活発にして体は自分を守ります。傷ついた歯肉を捨てて、新しい歯肉を作るわけです。するとSVCの原料となるたんぱく質が増えてしまいます。細菌も増えているのでSVCの産生量は増加します。また歯周病になると歯周ポケットが深くなります。歯周ポケットが深くなると表面積が増え、細菌の住む場所が増えていきます。また歯周ポケットの中は清掃も届かないので、不衛生な環境が持続しやすくなります。加えて、歯周ポケットの内部は慢性的な炎症状態になります。炎症が起こると血液が体を守ろうと集まり、一部で出血を起こします。血液は体を維持する栄養源。多くのエネルギーを含んでいます。もちろんアミノ酸も含んでいますしその他の栄養も含んでいて、細菌には最高の食事になります。こうしてまた細菌が増え、炎症によってたんぱく質が増え、を繰り返していくので持続的にSVCの産生が続いていくことになります。

③どんな飲み物が?
さて、タイトルがここで出てきますが、特定の飲み物で口臭が強くなるとされています。
ⅰ.炭酸飲料
ⅱ.コーヒー・紅茶などカフェインを含む物
ⅲ.アルコールを含む脱水作用のある物
知っているような、知っていないような、そんな感じですよね。
産生飲料はむし歯菌を活性化させてしまいます。細菌が活性化すると酸を発生させ、歯が溶ける一方で歯肉にも炎症を引き起こして垢を作らせるので口臭の原因となります。炭酸飲料に限らず、殆どのペットボトルの飲み物には酸化防止剤としてビタミンCが使われています。ビタミンCはアスコルビン酸という別名を持っている、酸です。なので、ペットボトル飲料は総じて酸性に傾いています。注意したいのはアルカリ性下では歯周病原菌を活性化させることです。どうしろと!という感じではありますが。。
また、カフェインやアルコールは唾液を減らしてしまう事で乾燥を引き起こします。感想は口腔粘膜を傷つけ、細菌抑制効果が失われるので口臭につながります。

④対策
対策は、よく水を飲む事!そして適切なブラッシングを行う事!です!
当たり前じゃん。と思われるかもしれませんが、たいていの場合は正解を皆さんご存知です。けど、時々欲望が勝ってしまいます。それは、仕方のない事です。私も甘いものは大好きです。甘いものはむし歯になるし、炭酸飲料やコーヒーは口臭が…と思ってしまうかもしれませんが、飲んでいただいて大丈夫です。気を付ける点があります。
だらだら飲まない事です。例えば車の運転中に飲むと、たいていの場合は数分から数時間にわたって「だらだら飲み」をしてしまいます。その間、細菌を活性化させてしまったり、歯ぐきを傷つけてしまったりするわけです。飲む時は一度に。繰り返し口に入れる場合には水にしましょう。また、カフェインによる乾燥が気になる場合にはノンカフェインの物にしましょう。カフェインが体に与える影響も問題になる事がありますので、健康面でもよいかもしれません。またコーヒーの摂取は体に良いとされていますので、我慢するよりも飲み方や種類を変えるのが良いかと思います。アルコールも適度に飲んで気を晴らしましょう。

私も、甘いものや炭酸飲料、大好きです。コーヒー・紅茶も大好きですし、お酒も大好きです。摂り方を気を付けて頂ければ、大丈夫かと思います。好きなものを我慢するのではなく、飲み方や種類を変えてみたり、水を飲むようにしたり、歯ブラシの回数を増やしたり、工夫できますよ!

※注意※ マウスウォッシュなど、口に含む物には気をつけましょう。
口臭対策アイテムには、抗菌成分が入ってしまっている事があります。安易に使用することで口の中の細菌バランスが崩れてしまい、口臭が悪化する場合もあります。抗生物質を飲むとお腹が緩くなったりしますが、あれも腸内の細菌バランスが崩れる事で生じます。一時的に口臭を回避してその後で悪化してしまうのは、望むところではないかと思います。
ガムなどで唾液の分泌を促すのは効果的だと思います!

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