浜松市の健診・検診

浜松市の健診・検診

はつおい歯科室べいちょうです。

講習を受けさせていただいて、はつおい歯科室でも3歳児健診・妊婦検診・歯周病検診が出来るようになりました!
そこで改めてそれぞれの必要性を書いていこうと思います!

①なんで「3歳」で健診?
②妊婦歯科健診の目的は?
⓷歯周病検診では何が出来るの?

そんなところを書いていきます。どうぞ~!

①なんで「3歳」で健診?(3歳児歯科健診)
歯科では3歳は大切な区切りです。それは、乳歯列が完成する時期だからです。
「乳歯列が完成」というのは乳歯が生えそろっている状態です。20本の歯が並んで奥歯でも噛めるようになり、食べられるものが増えていきます。
もう一つ、「感染の窓」と呼ばれる時期が1歳半~3歳と言われていて、この間にむし歯にならないように気を付けると、その後もむし歯のリスクが低下する、という時期です。
食べられるものが増えて、好奇心も大きくなり、自我も強くなり、社会に応じて甘いものも口にするようになる時期だったりもします。(過去の記事『我が家の習慣』も読んでみてください!)
そんなタイミングで、歯医者に相談が出来るのが3歳児健診です。むし歯の有無だけでなく、噛み合わせや歯並び、歯磨き指導や食事指導なども受けることが出来ます。ふだんの悩みもご相談ください。

歯医者はいけばすぐ治せる、という訳ではありません。お子さんご本人の同意や、治す意思がないと治しても繰り返しになってしまいます。この時期に抑えられて、ずっと歯医者に通えていない、そんな方も多くいらっしゃいます。まずは歯医者に慣れてもらう意味でも、「歯医者さん体験しようか?」そんな感じで連れて来ていただけると嬉しいです。
※健診当日にむし歯の治療やフッ素塗布を保険内で行う事は出来ませんのでご注意ください。また、3歳児健診は3歳のお子様に限られますので、4歳と1日や明日が3歳の誕生日!という場合でも適応されませんので、予約日にはご注意ください。

妊婦歯科健診の目的は?
妊娠後の悪阻つわり、食べ悪阻つわりは口の中の状態を一気に変化させてしまいます。歯は酸に溶かされたり傷をつけられたりしますのでむし歯になりやすいですし、歯ブラシが出来ないという方もいらっしゃいます。女性ホルモンを好む歯周病原菌もいるとされています。口の中やお腹の中は、実は細菌がたくさん住んでいて、そのバランスは一定を保っています。口の中でもそれは同じなのですが、急激な変化によって細菌のバランスも崩れてしまうと、歯周病が急に進行してしまう事があります。出血しやすい、などの場合は特に要注意です。また、歯周病は歯の周りが壊される病気ですが、その時に放出されるPGEなどが早産のリスクを上昇させると言われていますので、妊婦歯科健診は胎児とっても重要です。出産後は産前よりもご自身の時間を取りにくくなりますので、ご出産前にむし歯や歯周病の発見と治療が出来ると安心です。
むし歯や歯周病は親子での感染が顕著ですので、お子さんのお口の為にもとても重要です。
※歯科の受診は妊娠16週から31週が適切とされています。また、すぐには予約が取りにくいですので、事前にご予約いただけると嬉しいです。また歯周病やむし歯が見つかった場合には改めて予約が必要となります。早めのご受診をお願いいたします。

歯周病検診では何が出来るの?
歯周病検診では歯と歯茎の状態、むし歯の有無、治療の必要があるか、などを知ることが出来ます。歯ブラシ指導が一緒に受けられます。歯周病を初期の状態で発見する為に市が設けている検診です。30歳以上であれば受けることが出来ますので、是非ご利用ください!
5の倍数の年齢でハガキが送られてきますが、毎年受けられる制度になっています。
健康づくり課へ電話をすると受診券を送って貰えますよ!

歯医者へ行きたいけど、急に行くのは不安がある、行ったらお金がかかってしまうのでは?そんな方、市の健診・検診は浜松市からの委託事業です。行えることが決まっていて、保険治療を併せて行うことが出来ません。ですので、少し安心して、行ってみる事ができる様にもなっています。是非ご利用ください。

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